1954-08-12 第19回国会 衆議院 建設委員会河川に関する小委員会 第6号 すなわち補償の実情は、従来犠牲者の名をもつて呼ばれている通り、単なる損失補償であつて、損害に対する埋合せ的補償という姑息なる方法から一歩も脱していない。さらに最も遺憾とすることは、一時的に金銭を支払うものが大部分であつて、真に被補償者の生活再建の基盤と長期にわたつて償おうとする積極的な総合施策が立てられていないことであります。 林賢二